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2013.06.11 インドネシアでの仕事のアドバイス 進出成功の158の助言

投資環境編-8

34.空港・港湾

港湾や空港は限られているので、ほとんど選択の余地はないが、アクセスについてはその余地が残されている。最近はジャカルタ東部の工業団地群だけが脚光を浴びているが、再輸出がメインである場合、空港や港湾の近くに作られた工業団地に入居するのもその一つである。

35.道路・鉄道

運送業者の選択に際しては、物品の破損対策だけでなく、盗難や紛失に対する具体的な施策、例えばGPSによる追跡システムなどの有無も重要な要素である。

36.電力供給

民間の電力会社や自前の発電設備を持つ工業団地は、その信頼性の高さを宣伝するが、鵜呑みにするのは避けたい。必ずデータを要求すべきである。さらに、非常用電源としての発電機を社内に常備しておくと安心である。

37.上下水道

インドネシアにおける一般的な下水処理は、地下に埋めたタンク内で発酵させた後、固形質を沈殿させて水分は地下に浸透させる方法である。よって、その近くで汲み上げられた井戸水には大量の大腸菌が含まれている。

38.通信網

インドネシアは固定電話が十分普及する前に携帯電話が急速に普及してしまった。これは自転車が普及する前にオートバイが急速に普及したのと良く似ている。

39.工業団地

日系の自動車メーカーやオートバイメーカーが立地している理由で、ジャカルタ東部の工業団地群に部品メーカーが集中している。しかし、それ以外の業種は、土地代や賃金が急上昇しているこの地域に進出する必要性は無い。

40.産業機械・設備

現地に進出した日系企業からの要請に応える形で、産業機械の輸入商社や製造会社の進出も増えている。

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