益々厳しくなる現地での日系企業間の競争

2013年5月にJETROから発行された、『中小部品サプライヤーのアジア展開～課題と対応策～』によれば、インドネシアに進出した日系部品企業間の競争は今後益々厳しくなると言う。

供給と需要の関係の法則で、供給側である部品企業が大挙してインドネシアに進出している現状からして、それは自然の成り行きと言えるでしょう。

コスト競争力を高めるために、正規社員を期間契約社員や派遣社員に置き換えて労務費を抑えることを考える経営者もいるかと思いますが、反発した労働組合による突然のストライキとデモで、生産が停止してしまい、お客様の注文に応えられず、仕事を無くしてしまうというリスクを抱えることを忘れてはなりません。

低賃金だけに頼ろうとするとどうしても限界に突き当たってしまいます。今後の競争力強化に求められるのは、賃金や材料費と言った直接コスト、ならびに日本人駐在員やスタッフなどの間接コストに注視するだけでなく、資産効率向上、顧客満足度向上による、間接的な競争力強化にも注視することが求められます。

そんな上手い方法はあるのか？

あるのです！

インドネシアビジネスサポート