日本とインドネシアの中小企業社長の共通点と相違点

仕事の関係で日本国内の多くの中小企業の社長さん達に会って来ました。インドネシア駐在時代はインドネシア国内の多くの中小企業の社長さん達（ほとんどは華人）に会って来ました。

両国の社長さん達に共通していることは、社長自身が自社技術の歩くディクショナリーであり、棟梁でもあることです。仕入れる材料を決める、金型の使い方を改善する、商品の販売条件を決めるなどの、ビジネス全体を体で仕切っている方々です。

しかし、両者の間で最も違う点は、日本の社長さん達は現場の従業員を技術者として育成しているのに対し、インドネシアの社長さん達は労働力としてしか見ていない点だと思います。

インドネシアの中小企業がこの辺りの文化を学んでくれれば、インドネシアに進出している日本企業のパートナーとして、もっともっと大きな役割を果たしてくれるものと確信しています。

インドネシアビジネスサポート