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2014.06.14 最近のニュースに私的コメント

古事記で語られるジャワ文化との類似性

 生家は旧皇族・竹田家で、明治天皇の玄孫に当たる、作家で憲法学者の竹田恒泰氏が、言論テレビというインターネットのライブ番組で、古事記に登場する太古の昔の日本の神々は、物事を決める時に話し合いを行い、和を重視したと語っていました。

 その話を聞いて、昔、ある学者が日本人のDNAに基づいて民族のルーツを研究したところ、最初はマレー方面からの人種が住み着いてたが、その後に蒙古方面からの人種によって追い出され、北ではアイヌ民族、南では琉球民族として存続したらしい、との一説を思い出しました。

 何故かと言うと、マレー民族に近いジャワの文化の大きな特徴に、ムシャワラ・ムファカット、即ち、話し合いによる総意の形成を大事にするということがあるからです。このことは、労働法などにも取り入れられており、労働争議が発生した場合は、まずはこのムシャワラ・ムファカットで解決するようにと謳っています。

 ここからは、全く私の勝手な推測ですが、古事記に書かれているこの話し合いの文化は、実は南の方からの民族が伝えたのではないか、そして、日本人とインドネシア人の相性が良いのは、実はここに源流があるのではないかと考えてしまいました。

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