市場調査は自分の五感で

　色々な業種の市場調査を行いました。主にインターネット上から訪問先を探し、メールや電話で担当者とコンタクトして、面会のアポを取るまでは結構な時間と忍耐力を必要としますが、コンタクトさえ取れれば割と気さくに会ってくれるのがインドネシアの良いところでもあります。

　訪問先が企業や公的機関であれば、インドネシア語が理解出来れば、そこのホームページからもそこそこの情報を得ることは可能です。これらの情報を体裁良くまとめて調査報告書とすることも可能です。

　しかし、大事なことは実際にその場所を訪問し、その人に会って話を聞き、出来れば現場にも案内してもらうことです。そうすることで情報源が倍々に広がり、予期しなかった情報も入って来ます。

　但し、これが出来るのはどんな情報が必要なのかを熟知している社内の人であり、第三者ではないことに注意しなくてはなりません。ですから、インドネシアの本当の市場情報が欲しければ、社長が自身の五感を研ぎ澄まして現地に入るのが一番良いのです。

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