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2017.12.11 インドネシア訪問日記

30年振りのバンドン滞在

 日帰りでバンドンを訪問することは最近でも時々あったのですが、考えてみると現地に数日間滞在するのは約30年振りでした。
 今回はジャカルタ空港からバスで直行したのですが、乗り合いバスで移動すること自体、当時の日本人にとっては安全と治安の面で全く考えられないことでした。
 たまたま乗ったのはマイクロバスでしたが、エンジンの音は少し煩かったものの、座席は広くて乗り心地は悪くなく、予定通り3時間半で着けたのには感心しました。バンドンまでノンストップで行ってくれるのは、長時間のフライトで疲れている身にはとても有難い休息の時間となりました。
 今回は滞在先のホテルがあるダゴと呼ばれる西ジャワ州政府庁舎がある地域しか回っていないのですが、バンドンと言うのはなんと樹木の多い街なんだろうかと改めて感じさせられました。
 季節が雨季ということもあり、雨に降られることが多かったのですが、お蔭で一段と涼しくなり夜はエアコン無しで過ごす方が快適でした。
 しかし時間帯によってはいたるところが渋滞に見舞われて閉口したのですが、その分、起伏に富んだ街並みの景色を楽しむことが出来ました。日本でもそうですが、函館や神戸のように起伏に富んだ街というのはなぜか情緒を感じさせます。
 帰る前に、一緒に仕事をしてくれたインドネシア人に美味しい日本食をご馳走したいと思い、バンドンで一番美味しい日本レストランをウエブサイトで検索して行って来ました。
 予想に反して場所が少し判り難くあれっと思ったのですが、お店の雰囲気が50年くらい前からジャカルタにある日本レストランと良く似ていて、またしてもあれっと思いました。
 なんとなく予感はしていたのですが、やはりアルコールはビールだけで、日本酒はメニューには載っているけれど周囲の目が煩いとの理由で置いていませんでした。
 インドネシア人のお兄さんが作った日本食はなんちゃって日本食でしたが、女将らしい日本人が作ったと思われれいくつかの煮物はお袋の味がする本格的な家庭料理でした。
 今回の一番の思い出は、スンダ料理レストランでのバナナの葉っぱを敷き詰めた上に盛り付けられた料理を久し振りに手で食べたことでした。
スンダ料理