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2018.07.27 現地社員の不正を防ぐ工夫

建築部門の不正防止

 冒頭記事のインドネシアにおける汚職について述べたように、建設工事が絡むプロジェクトが最も汚職が起きやすいケースと言えます。
 特定の競争入札業者が落札されるよに便宜を図る見返りとして、その業者から大金のリベートを受け取るという極めて単純な構図です。
 問題なのは、昔から皆がやっていることだがらとの感覚で、そのことについて罪の意識が非常に少ないということです。
 当たり前のことですが、競争入札をすることの意義、その意義を通すために守らなくてはいけないこと、もしも業者からの誘惑に負けて汚職に手を染めた場合の罰則について、都度関係者に徹底させることが必要です。
 そんなこと一々言わなくても判るだろう、という甘い期待が犯罪者を作ってしまうことを肝に銘じて忘れてはなりません。