インドネシア地場企業経営者の悩み

　2018年9月5日と6日の二日間、AOTS関西研修センター主催の『インドネシア企業経営研修』において20名の現地中小企業の経営者に講義を行いました。
　議題は、経営者の役割（企業経営と経営理念ならびにリーダーシップと人材育成）、事業計画策定と業績管理、意思決定のための管理会計でした。
　いずれもインドネシア進出を進める日本企業に対するアドバイスを基に、インドネシア語で実際の業務の取り組みについて解説しました。
　受講者からの質問の多くはどのようにしたらインドネシア人社員がこれらの業務を回せるようになるのか、日本企業はどのような工夫をしているのか、というような主旨のものでした。
　私の体験談としては、習慣となるまで繰り返し繰り返し教えるしかないと思うのですが、日本企業には何か秘密の手法があるのではないかと迫られて困ってしまいました。