日本とインドネシアの親和性の秘密

　インドネシアは世界有数の親日国であると良く言われますが、その理由を考えたことがありますか？
　大東亜戦争でオランダ植民地支配から解放してくれて、その後の独立戦争においても千名くらいの残留日本兵が命を懸けて一緒に戦ってくれたから？
　それも大きな理由でしょう。駐在時代に従業員の家族のお葬式に参列した際に、その場に居合わせた元軍人という高齢の男性から、日本軍に対する感謝と尊敬の言葉を聴かされたこともありました。
　ある学者の説によると、世界の民族には大陸民族と諸島民族の二種類があり、これらの民族の成長の手段は大きく異なると言います。
　大陸民族は周辺の他民族の土地を奪いそこの人民を奴隷として働かせることで成長するのに対し、海に囲まれた諸島民族は島の外に出れないので、仲間で助け合い分け合うことで成長すると言うのです。
　大陸民族とはヨーロッパ、アメリカ、中国などを指し、諸島民族とは日本、台湾、フィリピン、インドネシアなどを指します。この説から考えると、インドネシアだけでなく、台湾やフィリピンも親日であることが納得できます。