2019.06.24
インドネシアの耳より情報
インドネシアの工業団地は産業都市
インドネシア全土には大小および官民合わせて200を超える工業団地が存在します。
その中でも規模が大きいのは1980年代後半に設立された、ジャカルタから30Kmくらい東にあるJABABEKA工業団地で、現在の広さは南北約6Km、東西約12Kmで、東京都内の山手線の内側とほぼ同じ広さです。
団地の中には工業団地だけではなく、戸建て住宅、アパート、ホテル、商店街、病院、学校、ゴルフ場、老人ホームなどがあり、産業都市としての機能を備えています。
高速道路を挟んで南側に広がるLippo Cikarangやその東隣のDelta Masも同様の目的で開発された産業都市で、西ジャワ州の経済発展に大きく寄与しています。
ジャカルタの東方100Km辺りに作られた西ジャワ空港が本格的に運営されて、新しいコンテナー港も出来上がると、ジャワ島の北側を貫通する横断道路に沿ってさらに新しい産業都市が出来るのではないかと期待されます。