2019.07.29
インドネシアでの仕事のアドバイス
損益計算書か資金繰表か
華僑系インドネシア人の経営者達と議論をしていたふと感じたことがあります。
彼らは頭の中では常に資金繰すなわちCash Flowを考えているけれど、損益計算は二の次にしているように思えて来ました。
財務諸表上の数字よりも、現金ベースでのお金の出入りを計算して、次の新しい投資先への可能性を頭の中で描いているように見えます。
物つくりを重視する日本人は製造原価を重視する傾向が強いのですが、彼らは如何にしてお金を回して利益を最大化するかに長けています。
インドネシアで華僑と合弁事業を展開する日本の会社はこのことを忘れずに、彼らと上手く付き合うコツを真摯な態度で身に付けなくてはなりません。