2019.11.15
最近のニュースに私的コメント
2019年は外国投資額の実質一位の座を中国に受け渡す
インドネシア投資調整庁の見通しによると、2019年度の海外からの直接投資は中国が日本を抜いて第二位になるようです。
第一位はこれまでもシンガポールが維持して来ましたが、多くがそこを経由させての投資であるため、単国では長い間日本が実質一位を維持して来ました。
いよいよこの地位も中国に取って代わられるのかと思うと大変残念でかつ心配です。
絶対的な地位を保っている自動車業界においても、中国はGMとタックルを組んでじわりじわりと日本企業の牙城に食い込んで来る様子と意気込みを見せています。
霞ヶ関の低レベルな政局に明け暮れる政界と、短期利益にしか目が向いていないサラリーマン社長の集まりに成り下がった経団連は、良い悪いを別にして国益最優先で長期の世界戦略を進める中国にこれからどのようにして対抗して行くつもりなのでしょうか。
インドネシアは親日国家であるという一言だけで済ませられる気楽な時代はもう終わろうとしています。