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2019.12.16 インドネシアの耳より情報

雨漏りは国民的なトラウマ

私のインドネシア駐在時代は一軒家の借家に住むのが一般的でしたが、最大の悩みは雨漏りでした。

ある時など、天井裏に溜まった雨水の重さで、天井全体が突然堕ちて来たこともありました。

幸いその部屋は物置に使っていたので怪我人はいなかったのですが、その大きな音と床に溢れた大量の雨水には肝を冷やしました。

最近はアパートに住むケースが多いようですので昔ほどではないのでしょうが、それでもテレビのコマーシャルでは雨漏りを防ぐための塗料の宣伝が頻繁に放映されています。

登場する家は結構立派な家なのですが、今でも雨漏りは一軒家に住む人たちにとって悩みの種であるのかと同情してしまいます。

しかし、その割には雨漏りに強い住宅のコマーシャルを見ないのはどうしたことでしょうか。

あるインドネシア人の住宅会社関係者に聞いたところ、インドネシアでは雨漏りはあって当然のことだから仕方ないと諦めていました。

大きなビジネスチャンスだと思うのですが、どうして雨漏りのしない住宅を開発して売り出さないのか不思議です。