2020.05.08
インドネシアでの仕事のアドバイス
インドネシア進出のメリット定量化
日本からの輸出を現地生産に切り替えることでサプライチェーンは大きく変わります。
そのメリットはコスト、資産効率、顧客信頼度、対顧客応答時間、そして需要変動対応力の五つの観点から定量化することが出来ます。
以下の指標についての定義と計算式はここでは省略しますが、現地生産に変えると値段が安くなり、新たなお客を確保出来るだけではないことを理解しておくことが大事です。
1.コスト
1-1.製造コスト
①直接材料コストのメリット
②直接労務コストのメリット
③間接コストのメリット
1-2.管理コスト
①間接人件費のメリット
②諸経費のメリット
2.資産効率
2-1.現金回転時間
①売掛日数のメリット
②総在庫日数のメリット
③買掛日数のメリット
2-2.固定資産収益率
①材料調達活動固定資産収益率のメリット
②生産活動固定資産収益率のメリット
③販売活動固定資産収益率のメリット
2-3.運転資本収益率
①売掛金残高のメリット
②在庫残高のメリット
③買掛金残高のメリット
3.顧客信頼度
3-1.納入品質
①約束した日時に納入出来るメリット
②約束した数量で納入出来るメリット
4.対顧客応答時間
4-1顧客納期
①顧客納期短縮のメリット
5.需要変動対応力
5-1.増産対応力
①増産対応力向上のメリット
5-2.減産対応力
①減産対応力向上のメリット