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2020.06.03 インドネシア進出準備

インドネシア進出の落し穴 1-5.サプライチェーンの共有理解

材料を調達して、生産活動を行い、製品をお客さんのところに届けるという一連のプロセスがサプライチェーンですが、会社の規模は小さくてもこのサプライチェーンが非常に複雑な業種があります。
材料の種類、サプライヤの数、製品の種類、販売先の数が数百に及ぶことも稀ではありません。
しかし、これらのサプライチェーン全体を、誰でも見て分かるような図に描いたものはまず存在しません。
社長もその部下も毎日の仕事を通じて頭の中に記憶されたものを基に、あれは日本に残す、これはインドネシアに移管する、それは現地で調達するなどと会話を進めます。
ちょっと待って下さい。
お互いの頭の中にある絵は本当に全く同じものですか。
手配作業に入ってから食い違いに気が付いても遅いのですよ。
実際にサプライチェーンを図にしてみるとお互いの思い違いに気が付くことが多くあります。
頭の中の可視化はとても重要です。