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2020.06.05 インドネシア進出準備

インドネシア進出の落し穴 1-6.中期事業計画の策定

未知の国で事業を始めるのですから、予想の着かない要因がたくさん出て来ます。
果たしてどれだけ売れるのか。
単価はいくらに設定出来るのか。
従業員の数はどれだけになるのか。
人件費はどれくらいになるのか。
そして一番大事な利益は本当に出るのか。
いくら試算してみても不安は尽きないと思います。
しかし、その試算値さえも無いとすると、それは不安ではなく危険な冒険へと変わります。
出たとこ勝負と言っても良いでしょう。
さすがに全くの無計画で進出しているところは無いとしても、細かい数字を積み上げた結果の試算値かと言うと必ずしもそうでない場合が多いようです。
その場合、計画と大きく違っても、どこを調整すれば良いのか見当が付きません。
これはエンジンの機構を知らずに車を修理するのと同じことです。
却って悪化させる危険さえはらんでいます。
不明な数値は仮説でも良いのです。
大事なことはどの仮説が違っていたのかを後から分析出来ることです。
試算値は詳細であることに越したことはありません。
それは道に迷った時に、地図が詳しいほど正しく修正出来ることと同じです。
地図無しで冒険に出ることは絶対に止めるべきです。