ジョコウィ大統領はロシア・ウクライナ戦争を終わらせることが出来るのか？

インドネシアのジョコウィ大統領はドイツで開催されているG7先進国首脳会議に出席し、その後にウクライナとロシアを訪問し、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領に会って、ウクライナ戦争の早期終結を働き掛けるそうです。

アメリカの使い走りのような日本の岸田総理に比べると、次回のG20会議議長国、そして非同盟諸国のリーダーとして、格段に国際政治に影響力を持っているようにも見えますが、果たしてそうだろうかとの疑問と心配も覚えます。

世界中のまともと思える国際政治学者達が主張している共通点は、今回のウクライナ戦争はNATOを盾にしたアメリカとロシアの代理戦争であり、民主党主導のアメリカはロシアの国富を奪い取るために、それを阻止して来たプーチン大統領を何としてでも排除しようとしていることです。

そんな大国同士の争いに独立100年にも至らない、軍事力、経済力において突出している訳でもない、発展途上のインドネシアが介入して本当に影響力を発揮出来るのだろうか？

もしかしたらアプローチは違うとしても、日本と同様にずる賢いアメリカやイギリスの手先として利用されているのではないかと、どうしても心配になってしまいます。