汚職撲滅委員会の中で汚職

2000年頃に汚職撲滅を目指して完全な独立機関として設立された汚職撲滅委員会、いわゆるKPKは何ヵ所かの拘置所を持っていますが、そこでこの4ヵ月間に40億ルピア（約30百万円）の違法徴収があったのではないかとの疑惑を持たれています。

そもそもKPKにより拘留される容疑者は法外な金額の汚職で捕まったのですから、大金を隠し持っていると思われるのは当然で、その金で拘留中の便宜を図ってやろうと言うのが背景でしょう。

地獄の沙汰も金次第を地で行くようなこの国の汚職の蔓延には、本当に絶望的になります。