非同盟諸国としてのインドネシアの国際問題ニュース

インドネシアは戦後間もなく設立された非同盟のメンバーで、1995年にスカルノ大統領により、第一回のバンドン会議が開催されました。

この会議には、中国の周恩来首相、ベトナムのホーチミン大統領、インドのネール首相、エジプトのナセル大統領など、植民地からの独立を勝ち取った錚々たる国士が集まり、歴史に残る出来事になりました。

その精神は今でも残っており、インドネシアのニュース番組が伝える国際ニュースには、欧米に忖度する姿勢がほとんど無く、ウクライナ戦争やパレスチナ戦争の報道を視聴しても、アメリカ盲従の日本のニュースのようにウンザリすることはありません。

政府は年々親中に傾いていますが、メディアの報道姿勢はそれほどではなく、不快感を抱くこともほとんどありません。

国内問題の報道については、経営基盤の都合でどうしてもバイアスはかかりますが、それは仕方ないことですね。