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2024.01.09 最近のニュースに私的コメント

益々強くなるジョコウィ大統領の大統領選挙への介入

1月7日の三回目の大統領候補討論会は、アニス候補とガンジャール候補双方からの、プラボウォ候補に対する攻撃が目立った内容でした。

それに対するプラボウォ候補の対応は歯切れの悪いもので、討論後の世論調査では三名の中で最低の評価でした。

プラボウォ候補自身からも、討論会には困惑したと主張したのですが、ジョコウィ大統領はそれを受けたように、総選挙委員会は討論会の進め方を見直すべきだと発言しました。

明らかに自身の長男が副大統領候補である、プラボウォ候補を援護する発言であり、それに対しても『三候補のための意見である』と顔を強張らせて弁解するのには、流石に『嘘つき』の印象を受けました。

10年前には、庶民の代表で民主主義のシンボルと言われて、颯爽と大統領選挙に登場したジョコウィ大統領も、この10年間の権力の味と、二度の大統領選挙で華僑財閥から借金したとされる、莫大な選挙資金の返済のために、引退後も政治勢力を保つために、必死の形相であるように見えました。