今度は閣僚の半数が辞任するとの噂

次期大統領・副大統領選挙の投票日まで残すところ24日となりましたが、ここに来て閣僚の半数に相当する15名の大臣が辞任するらしいとの噂が立ち、大統領府は火消しに必死になっているようです。

辞任の理由は、ジョコウィ大統領が憲法に違反して、年齢が規定に達していない長男のギブラン氏を、プラボウォ大統領候補の副大統領候補に無理矢理登録したこととされています。

一方ではジョコウィ大統領の弾劾を求める動きもあり、プラボウォ候補はギブラン氏を取り込んだことで、ジョコウィ大統領の支持層と若者層の票を獲得出来て、一回戦で過半数を取りそうな勢いですが、反面、司法分野での様々な攻撃を受けるジョコウィ大統領の、間接的なリスクは避けられそうにないようです。

2月14日の投票日まで、ハイリスク・ハイリターンで逃げ切れるのか、プラボウォ・ギブラン陣営の力が試されます。