2024.02.07
最近のニュースに私的コメント
国家警察が大学教員にジョコウィ大統領賞賛ビデオ作製を強制?
ジョコウィ大統領が支援する、プラボウォ・ギブラン候補の東ジャワ州での支持が60%を超えたと報道されています。
東ジャワ州が全国の衰勢を表すと言われ、これが本当であれば、初回の投票での当選も可能性が高くなって来ました。
しかし、この勢いを何とか潰そうとするかのように、あちこちの有名大学の教授組織が、ジョコウィ大統領の政治倫理を問う抗議の声を上げています。
それに留まらず東ジャワ州では、国家警察が大学の教員に対して、ジョコウィ大統領を賞賛するビデオを作製して、学生に視聴させるよう指示したとの疑いが浮上して来ました。
プラボウォ・ギブラン候補と争っているマーフド副大統領候補は、ジョコウィ政権の政治・治安・法律調整大臣を辞任した直後から、今回の選挙は特定の利権に牛耳られた政府により支配されていると非難し、プラボウォ・ギブラン候補に対して、間接的な揺さぶりをかけているかのようです。
選挙活動は2月10日で終了しますが、泥仕合はなかなか終わりそうにありません。