根が深いジョコウィ大統領とメガワティ党首の不仲

イスラム教徒は断食明けのレバラン期間中に、過去一年間の問題を解消するために、親交の機会を設けると聞いて来ました。

さきの大統領選挙では、恩師であるインドネシア闘争民主党のメガワティ党首を裏切る形になった、ジョコウィ大統領とメガワティ党首の、和解の場が設けられるのではないかと期待されていましたが、どうやらインドネシア闘争民主党が拒絶しているようです。

プラボウォ次期大統領はインドネシア闘争民主党に対して、大連立政権に参加するように働き掛けていますが、院政を敷くことに熱心で、自分に色々と影響力を行使して来ると予測されるジョコウィ大統領と和解せず、彼を蚊帳の外に追い出すことをその条件としているのかもしれません。

ジョコウィ大統領とメガワティ党首の争いで、漁夫の利を得るのはプラボウォ次期大統領になるのかもしれません。