新首都建設公団の長官と副長官が突然辞任

カリマンタン島に建設中の新首都工事を管轄する公団の長官と副長官が突然辞任したことが報じられています。

今年8月17日の独立記念行事は新首都で行われることになっており、それに合わせて政府職員の第一陣も移住することになってるのにどうしたのでしょうか。

新政権では野党に下ることが決まっている、インドネシア闘争民主党の幹部は、工事の進め方に無理が多く、件の両氏は責任を取らされるのを避けるために事前に辞めたと語っています。

ジョコウィ大統領の最大の遺産としてのこるはずの新首都ですが、暗雲が立ち込めているのでしょうか。

スカルノ大統領とスハルト大統領も同様の地域に新首都を計画したものの、最終的には諦めています。

三度目の挑戦は果たしてどうなるのか、これを引き継ぐプラボウォ次期大統領がどう対処するかで決まるのでしょう。