2024.07.05
最近のニュースに私的コメント
政界の女帝がジョコウィ大統領を名指しで非難
初代大統領スカルノ氏の長女で、第5代大統領を務め、インドネシア闘争民主党のメガワティ党首が、ジョコウィ大統領を名指しで非難し始めました。
ジョコウィ大統領側がメガワティ党首に会いたいと申し込んだことに対し、自分の国を作っておいて、今更他に何が欲しいのかと皮肉っていました。
ジョコウィ大統領はソロ市長の時に、メガワティ党首にその手腕を買われて、ジャカルタ州知事、そして大統領へと引き上げてもらった恩があるはずでした。
しかし、次期大統領候補選挙の際に、自身の長男を副大統領候補に引き受けてくれた、プラボウォ次期大統領候補を支持する行動を取り、メガワティ党首が支持する候補者に対抗する姿勢を示しました。
結局、この候補者は落選し、恩師のメガワティ党首を裏切る形となりました。
そして今度は、ジョコウィ大統領自身はそのことを否定していますが、次男をジャカルタ州などの知事候補として推し出すなど、メガワティ党首にしてみれば、何様のつもりで自分の国を作っているのか、と言いたいのでしょう。
親中派のメガワティ党首は好きではありませんが、気持ちは良く判ります。