ジョコウィ大統領の本命はインドネシア闘争民主党党首の座か

インドネシア闘争民主党のメガワティ党首が、我が党を乗っ取ろうとしている輩がいるとして、暗にジョコウィ大統領を非難しています。

同党の幹事長も、ジョコウィ大統領が党首になりたがっていると、名指しで非難しています。

ジョコウィ氏をソロ市長から、ジャカルタ州知事、そして大統領への道を開いてくれたのがメガワティ党首であるのに、その恩を裏切る形で、プラボウォ次期大統領の擁立に動いたジョコウィ大統領と、メガワティ党首が和解することはもはや無理のようです。

その結果、残り2ヵ月で引退するジョコウィ大統領の、政界での基盤となる政党は今のところどこも無く、顔にこそ出さないものの、本人はかなり焦っているのではないかと推測されます。

大統領と言う強大な権限を使えるうちに、なんとかして政治的拠点を確保しなければならないと言う焦りが、意味不明な内閣改造や、身内の政界への強引な押し出しになっているのかもしれません。

残り2ヵ月、ジョコウィ大統領のどんなウルトラ-Cが飛び出すか、見ものです。