2025.01.22
最近のニュースに私的コメント
不可思議な沿岸の柵設置問題
ジャカルタの西方であるタンゲランと、東方であるブカシの両沿岸沿いに、約30Kmにわたる竹製の柵が設置され、漁師からの苦情に基づき調査したところ、土地利用の建設許可HGBは取得しているが、海底に適用されないので違法であるとの理由で、海洋漁業省と海軍が協力して双方の柵が撤去されました。
設置者は捜査中ことですが、違法である海底の土地利用許可が何故に、誰の申請で誰が発行したのかこれから明らかにされるのでしょう。
いずれの沿岸も将来的には埋立して新都市開発が見込まれる地区なので、考えられるのは将来を見込んだ投機筋でしょう。
ただ同然の土地を投機的に取得しておいて、後に開発が決まった際に高額で売却して暴利を得るのは、インドネシアでは昔から良く知られた策略で、開発計画の機密情報を知り得る政府高官と、そのスポンサーである富豪の華僑であるのが常です。
今回もその臭いがプンプンします。