政府の投資運用機関DANATARA成功の鍵

プラボウォ政権は政府による投資機関、いわゆるソブリンファンドを正式に立ち上げました。

ソブリンファンドが成功しているのは、シンガポールやアラブ首長国連邦などで、投資利益を生み出す優良外資企業を呼び込むために、法人税免除は当然として、様々な優遇措置を提供しています。

これらの国々は投資利益で国家財政を賄い、国民は無税だけでなく、学費や医療費などをも無料です。

アメリカのトランプ大統領も輸入関税と合わせてこれを導入することで、所得税の廃止を目指しています。

さて、インドネシア政府はこれらの先進成功諸国に倣って、外資企業を呼ぶ込むための優遇措置を徹底出来るのでしょうか。

DANANTARAのトップに投資大臣を兼務させる意図はそこにあると思うのですが、簡単ではないでしょう。

もしもプラボウォ大統領がこれに成功したら、歴史に残る国家指導者として称えられることでしょう。