プラボウォ大統領は最大野党を連立政権に取り込めるのか

ジョコウィ前大統領の時代に与党であったインドネシア闘争民主党は、ジョコウィ前大統領が長男を副大統領にするために裏切ったとして、メガワティ党首は親の仇の様に恨んでいるようです。

しかし、インドネシア闘争民主党は野党の立場を取っているとしても、国民議会では最大の議席数を持っているため、プラボウォ大統領はなんとかして連立政権に参加させたいようです。

ジョコウィ前大統領の次男が党首を務めている、弱小野党であるインドネシア連帯党のことを称して、インドネシア闘争民主党と仲が良いことは素晴らしいことだと語ったのには、関係者が困惑しているようです。

ジョコウィ本人と長男では駄目なので、全身から野心を漲らせている次男を動かして最大野党を引き寄せようとしているのかもしれません。

全政党一致政権を作り上げたいプラボウォ大統領の拘りはかなり強いようです。