2026.11.02
最近のニュースに私的コメント
ギブラン副大統領の命運は尽きるのか
ジョコウィ前大統領の長男と言うことで、若くして政治の経験も無く地元のソロ市長に担ぎ上げられ、2年もしない内に父親が支持する大統領候補であるプラボウォ氏の副大統領候補に担ぎ上げられ、資格年齢に満たない問題は当時の憲法裁判所裁判長であった母方の叔父に、例外として認めてもらうと言う異例の待遇で副大統領になったものの、高校卒業資格がないことを胡麻化したことで訴えられ、幾つかの政党からは辞任を要求される事態に追い込まれています。
副大統領として指名したプラボウォ大統領は、大統領選挙において若者の票が取れると期待したのかもしれませんが、まさかこのような事態に至るとは夢にも思わなかったのでしょう。
父親のジョコウィ前大統領は、長男のことを考えてか、大統領選挙においてこれまで自分を支持して来た政党を裏切り、プラボウォ候補に付いたことで、議会で最大議席を持つ野党を完全に敵に回してしまい、そのつけが今廻って来たのではないかと思われます。
ジョコウィ前大統領を支持するいくつかの団体は、明らかに既得権を守るために狂ったようにギブラン副大統領の正当性を主張していますが、親の七光りで若くして経験も実績も無く担ぎ上げられた本人が一番困惑しているのではないかと想像出来ます。
父親のジョコウィ前大統領も大学卒業証明書の偽造疑惑で2年近く問題視されていますが、結果はどうなろうともインドネシアの政治史に、汚点として残されるのは間違いないでしょう。
12年前に民主主義のシンボルとして持て囃されたジョコウィ前大統領は、残念なことに間違いなく晩節を汚してしまったようです。