インドネシア首都移転の6つの理由

インドネシアのプラボウォ大統領は、2028年から新首都IKNで執務を開始すると発表しました。

首都の職員は2025年4月のレバラン明けから順次異動になるようです。

ハードとソフト両面の準備が完了した時点で、大統領府の異動となるのでしょう。

日本の首都を東京から北海道の十勝に移す様なものですが、本当に移転が必要なのか、場所はあそこが最適なのか、未だに良く理解出来ないので、改めて東カリマンタンに移転する理由を調べてみました。

1. ジャワ島の人口密度が全人口の60％近くで高くなり過ぎたが、カリマンタンは6％に過ぎない。
2. ジャワ島の国内総生産に占める割合が60％を占めるが、カリマンタンは8％しかない。
3. ジャワ島内での飲料水は限られている。
4. ジャワ島の土地開墾は43％に達し限界に来ているが、カリマンタンはまだ9％である。
5. ジャカルタの行き過ぎた都市化は世界で9番目の過密都市となった。
6. ジャカルタにおける洪水、地震、津波、そして地盤沈下の被害は防げない。

全て納得出来ますが、都市住民の対策はどうなるのでしょうか？