インドネシア進出サポートメルマガ2025年3月号
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インドネシア進出サポートメルマガ2025年3月号
Vol.24 【2025年3月1日発行】
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関係各位
このメルマガはこれまでにインドネシア関連の仕事でお世話になった方々に、最新のインドネシア事情を気軽にご理解頂ける内容で毎月1日に配信しております。
=======お知らせ======
■オリジナルインドネシア語テキスト
『駐在予定者用インドネシア語特訓テキスト』『業務用インドネシア語文例集205』『接頭辞・語根・接尾辞マトリクス』を下記の公式サイトからもダウンロード出来るようになりました。
15年間のインドネシア駐在と、50年にわたるインドネシア関連の仕事を通じて得られた経験を基に、こんなテキストが欲しかったと言う声に応えて独自に編集した、中級・上級者向けのオリジナルテキストです。
https://www.hmkt.jp/
■インドネシア進出サポート公式サイト
https://www.hmkt.jp/
インドネシア進出準備から撤退までの、50年近くにわたる経験と知見を網羅したサイトで、一日平均1,000件以上の閲覧数と200人に近い訪問者数で、2022年の開設以来の訪問者数は累計10万人、閲覧数は累計50万件に達し、Googleのトップランキングを維持しております。
その中でも、インドネシア進出支援セミナースライドの公開件数は198件に達し、更に毎週1件のペースで増え続けています。
■インドネシア最新情報ブログ
http://blog.livedoor.jp/kojindonesia/
インドネシアのホットな現地発の情報を毎日、どんなメディアよりも早く紹介しています。
■インドネシア進出サポートウエブセミナー
https://www.youtube.com/channel/UCXghuRz7zRX5jLOXu75rQjQ
公式サイトに掲載されたセミナースライドサンプルに音声解説を付けてYoutubeにアップロードしています。
2023年3月の公開以来、視聴数が4,500人を超えました。
■配信を希望されない場合は『配信不要』と返信して下さい。
■目次 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【1】 インドネシア進出関連ニュース『ショッピングモールに溢れる日本ブランド』
【2】 インドネシア社会一般ニュース『プラボウォ大統領の庶民の生活優先姿勢はポーズか』
【3】 インドネシアお楽しみニュース『スカルノハッタ空港国内線到着ロビーに貼られた偉人たちの顔写真』
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【1】ショッピングモールに溢れる日本ブランド
最近訪問した中部ジャワ州の小都市テガルにあるモールが、新装開店したとのことで店内を覗いて見ました。
正面入り口を入って目に入って来たのは、丸亀うどん、牛丼の吉野家、ホカホカ弁当などの日本食レストランの看板でした。
つい最近までは日本食レストランが皆無であったこともあり、そこには家族連れのお客が長蛇の列を作っていました。
インドネシア市場を席巻していた日本の家電製品が韓国、そして中国ブランドに取って代われてから20年以上になり、昨今では中国製の電気自動車が破竹の勢いで攻勢を駆けて来ています。
今のところは実際の市場シェアを取られることはないと思われますが、日本ブランドの存在感が次第に薄れて行くような危機感を覚えています。
そんな中で、TVコマーシャル、そしてモールやスーパーでの飲食分野での、日本ブランドの存在感の高さには救われる思いがします。
【2】プラボウォ大統領の庶民の生活優先姿勢はポーズか
プラボウォ大統領は就任から100日間で数々の新政策を打ち出して来ましたが、それらの背景には庶民の生活優先と言う方針があります。
小中高の給食無償化、学校の修繕、教員の給与引き上げ、健康診断の無償化等々の財源を確保するために、政府官僚の出張規制やホテルでの会議の禁止、そして新首都建設予算の凍結等を指示して来ました。
政府機関によるソヴァリンファンドの運用にも着手するなど、まるでアメリカのトランプ改革に影響されたのではないかと思う様な勢いです。
真の民主化が実現した2004年のユドヨノ政権誕生以来、その後のジョコウィ政権と合わせての20年間は、国富の強化を優先した政策が行われて来たと言えるでしょう。
2023年時点で世界第16位のGDPを、独立100年の2045年には第5位を目指すと公言していますが、1人当たりのGDPでは第118位で、国民の9%は1日2ドル以下で暮らす貧困層です。
民主主義のシンボルと期待されたジョコウィ大統領が国富の強化に努め、元国軍エリートで特権階級の代表者であるプラボウォ大統領が庶民の生活向上に努めると言うことが本当に実現されるのか、とても興味深い成り行きになりそうです。
【3】スカルノハッタ空港国内線到着ロビーに貼られた国家の有志たちの顔写真
数年前からスカルノハッタ国際空港の、国内線到着ロビーの壁に、インドネシア共和国の建国に貢献した100人前後の有志達の写真が掲載されています。
他よりも少し大きめの故スカルノ大統領と故ハッタ副大統領の写真を中心に、様々な分野で活躍した人達の顔写真が並んでおり、何人かは知っている人達です。
以前勤務していた現地法人のパートナーの父親であった、元警察軍長官のフゲン将軍の制服姿の写真もあり、その前で首を垂れて来ます。
もし国内線到着ロビーを通過することがありましたら、是非立ち止まってご覧になって下さい。
以上
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小野耕司/インドネシアビジネスサポート
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