音楽祭での警察による恐喝

12月13日から15日にかけてジャカルタで開催された、国際的なダンスミュージックフェスティバル”Djakarta Warehouse Project”において、地元の警察が主にマレーシアからの観客45人に対して恐喝を行ったとして18人の警察官が逮捕されました。

恐喝の総額は25百万円相当で、被害者一人当たりの額は55万円となります。

今年は警察官による犯罪行為が多く報道される中、国家警察上層部が監督を厳しくする片方で、外国人に対する犯罪で18人もの警察官が逮捕されるのは世界でも前代未聞とされています。

昔から警察官の汚職などの犯罪が問題視されるインドネシアですが、この体質はなかなか無くなりそうにはありません。

清廉潔白な警察官として、インドネシアの歴史にその名を遺したフゲン将軍も、草葉の陰て溜め息をついていることでしょう。