2011.08.23
インドネシアでの生活
夜警も守衛も泥棒だった!?
ジャカルタに赴任して最初の頃に住んでいたのは、通りの半分くらいが日本人で、そのせいか泥棒が頻繁に入っていた。リーダー的な日本人が近所のインドネシア人に頼んで、通りの夜警団を雇うことになった。その甲斐あってか、泥棒がぴたりと来なくなったので、皆喜んで夜警団の人達とも親しくなっていた。ある日突然、警官隊がやって来て、夜警団を連行して行ってしまった。彼らも実は泥棒の一団で、自分達の副収入としての夜警の縄張りを守っていただけのことだった。
工場の従業員のロッカーから貴重品の紛失が相次いでいた。守衛には厳重な取り締まりを要請していた。ある休日のこと、従業員が忘れ物を取りにロッカールームに入ったところ、日直の守衛長がロッカーを物色しているところを目撃し、後日事実確認したところ、かなり以前から守衛長が盗みを働いていることが発覚した。
セキュリティーに関わる人材の採用は慎重に行わないと怖い。