2012.11.21
インドネシア進出準備
日本国内ビジネスの延長線上で進出を考えてはいけません
以前、インドネシア進出について相談を受けたいくつかの中小企業の、その後の状況を知らされて少し考えてしまいました。
日本国内での取引先の現地での仕事量が減ってしまい、そこから注文を貰えないと言う理由で、進出を見送り、あるいは断念されたケースが多いのです。
大手組立メーカーの生産がインドネシアにシフトして、日本国内での取引量が減っていく中で、インドネシアに進出することで仕事を継続出来ると期待したのに、その思惑が外れてしまったとのことです。
しかし、少し視点を変えて、インドネシアと言う全く新しい市場で、新たなビジネスチャンスを獲得するために進出すると考えてみてはどうでしょうか。
今の日本ではこんな発想は不可能ですが、開発と成長のチャンスがほぼ無限に残っているインドネシアならではの発想です。
もちろん日本の工場をたたんでしまう必要は全くありません。インドネシアでの新たなビジネスの発掘で、日本の工場にも新たな仕事が生まれる可能性があります。
ローリスク・ローリターンで、今までの取引の延長線上で考えるのではなく、ミドルリスク・ハイリターンで、新たなビジネスチャンスを探してみませんか。
視点を変えると、インドネシア出張で目に入る風景も変わるはずです。