2013.03.04
インドネシア進出準備
誤解され易い『投資ネガティブリスト』の名称
外国企業がインドネシアに投資する場合、まず確認しなくてはいけないのが17分野で投資比率を定義している『投資ネガティブリスト』です。
名前がネガティブとなっているため、インドネシア政府はこの分野に投資して欲しくないのか?と誤解してしまうケースもあるようです。
しかし、本当の意味は『この分野については、これだけ守って下されば自由に投資して構いませんよ』と誘っているのです。
良く例に出されるのがアメリカ軍と日本の自衛隊の規定です。
アメリカ軍の場合は、『これだけはやってはいけないが、後は自由に戦いなさい』となっており、これがネガティブリストです。
自衛隊の場合は、『やっても良いのはこれだけで、後は全てだめです』となっており、これがポジティブリストです。
ですから、インドネシアのネガティブリストは外国資本を『前向きに呼び込んでいる』リストなのです。