2018.09.30
最近のニュースに私的コメント
スラウェシ島中部の地震と津波
2018年9月28日金曜日の夕方にスラウェシ島中部のPalu等を襲った地震と津波による死者の数は数百人に及ぶと思われます。亡くなれた方々には心からのご冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた方々には一日も早い復興をお祈り申し上げます。
インドネシアのテレビ番組では自然災害の専門家と見られる人物が、インドネシアは日本の国を挙げての災害防止対策を見習うべきであると主張していたが、それを視ていて恥ずかしくなった。
日本は20年以上にわたり、財務省主導の緊縮政策に政府も国民も騙され続け、国内の公共インフラはボロボロのまま放置され、国土強靭化の予算を増やそうとするものならば、土木業者との癒着だとマスコミが騒ぎ出し、そして国民もそれに同調する。以前、民主党が政権を取った際にスローガンとした『コンクリートから人へ』の間違った考え方が国民の頭の中に染み込んでしまったように感じられる。
いまのような状態でもしも東南海大地震が来たらどうなるのか、考えただけで背筋が凍り付いてしまう。私のように既に還暦を過ぎた人間は人生も残り少ないからまだ良いが、子供や孫の世代はどうなるのか。未だに新聞とテレビしか見ない老人達よ、自分たちが騙されるのは構わないが、次の世代に対する責任をもう少し真剣に考えようではないか。