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2020.08.28 インドネシアでの仕事のアドバイス インドネシア進出準備

インドネシア進出の落し穴 11.レンタル工場契約

事業規模が小さくて排水処理などの環境対策が必要とされない業種で、初期投資額を抑えたい場合の選択肢としてレンタル工場を活用することが可能です。
ジャカルタ東部に展開する各工業団地も、大規模な土地の提供だけでなく、小規模事業者向けのレンタル工場の提供に力を注ぎ始めています。
いずれの工業団地も300平米から1000平米くらいの物件を用意していますが、料金形態や契約形態、そしてサービスレベルは様々ですので、他人からの又聞きではなく、必ず直接出向いて現物を見て条件を確認することが大事です。
これも土地の場合と同様ですが、日系の下請企業が集中しているジャカルタ東部の工業団地の物件は割高です。
物流上の制約がなければ他の地域にある物件を探すべきでしょう。
レンタル専門でなくても、空いている建屋の一部を貸してくれるというケースもあります。
いずれにしてもレンタル期間が5年以上にわたる場合は自前の工場を手当した方が割安となるケースが多いので、コスト比較も忘れてはいけません。
契約の際には以下の条件確認を忘れないにしましょう。

01 入居可能時期
02 状態
03 面積 (間口、奥行)
04 梁高さ
05 床強度
06 主要構造(基礎、床、柱、屋根、外装仕上)
07 排水規制
08 インフラ(電気、水道、附帯設備、事務所、トイレなど)
09 地域全体の警備
10 物件数
11 完売目標
12 仮契約者(日本本社でも可能か)
13 手付金
14 頭金
15 正式契約までの期限
16 契約期間
17 レンタル料金
18 支払方法
19 分割支払の有無
20 追加費用
21 管理料金
22 契約終了時の原状復帰範囲