2021年1月-3月国別入国者数

インドネシア中央統計庁から公表された2021年1月-3月の国別入国者数をグラフにしてみました。

東チモール（チモールレステ）、マレーシア（東マレーシア含む）、パプアニューギニアは国境が陸続きのため、航空機で到着する他の国とは様子が異なります。

注目すべきは中国からの13,029人です。

観光ビザや到着ビザでの入国は未だ禁止されていますから、就労ビザと滞在ビザを持った、いわゆる外国人労働者と考えられます。

この数はコロナ前の日本人居住者とほぼ同じで、多くはジャカルタ－バンドン間の高速鉄道など大型プロジェクトの立上支援要員ではないかと推測されます。

人・物・金の面で益々中国依存度が高くなりつつあることが痛感されます。

武漢ウィルスから始まったコロナ禍をいち早く収束させ、さらにはこの世界的な問題を逆手に取り覇権を広めている中国共産党の戦略には叶わないと、インドネシア政府の高官達も舌を巻いているのかもしれません。

尤も、日本の政府高官達は既に肝を抜かれていますが・・・・