2021.07.14
コロナ問題
コロナ被害急増の原因はトイレ?
今回のウィルスは便の中に寄生する傾向が強いと言われていますが、もしそうだとするとインドネシアのトイレ事情が心配になります。
WHOの2017年のデータによるとインドネシアの衛生的なトイレの普及率は、日本とシンガポールの99%に比べて73%と低く、226ヶ国中162位に留まっています。
衛生的なトイレ設備とは、水洗式トイレ(手動式含む)、下水道・浄化槽に接続されたトイレ、水流式落し便所、換気設備や台座設備のある衛生的な落し便所、コンポストトイレと定義されています。
逆に、衛生的なトイレに含まれないものは、複数の世帯で共同利用するトイレ設備、敷地内や近隣の道路・土地、開放型の下水溝、側溝などに垂れ流すタイプのトイレ設備、河川や湖などに直接落とす水上トイレ、原始的な穴だけのトイレ、桶などに貯めるトイレ設備とされています。
庶民の家庭や公衆トイレに見られる手桶で水を汲んで、左手で直接お尻を洗う伝統的な方法は衛生的なトイレに含まれると思いますが、その後の手洗いを余程入念に行わないとウィルスの接触感染の可能性は非常に高いと懸念されます。
また、インドネシアでは指先で食事をする習慣は未だに残っていますので、トイレで洗浄する時に使う左手ではなく右手で食べるにしても、知らず知らずのうちに口からウィルスが大量に入っている危険があるのではないかと思われます。
そして、コロナ感染で気を付けているにしても、人と会った時に握手をする習慣が根付いていることから、仮にマスクをしていても手からウィルスが感染してしまうことも懸念されます。
あくまでも日本と違う生活習慣から、日本に比べて被害が大きい原因と思われることを推測してみました。