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2021.10.11 コンサルタントの独り言

OSSは改善されたと言うけれど・・・

投資認可をオンラインで済ませられる謳い文句で、ジョコウィ大統領の肝いりで進められて来たOSS(Online Single Submission)システムが2021年8月に改善されたとの発表を聞き、その新しいポータルサイト<https://oss.go.id/>をチェックしてみました。
以下はその感想と簡単な解説です。
1.用語

インドネシア語と英語を選択出来るようになっていますが、英語版のページも画面タイトルが英語に翻訳されているだけで、肝心の解説文章や添付資料は全てインドネシア語のままです。

また、相変わらず略語が多用されているため、随時参照出来るように略語対比表をエクセルシートで別途作成しました。
2.関連法規

2020年11月に制定された雇用創出法案に基づき新規公布された実施法がリストアップされ、その原本がPDFでダウンロード出来ます。

一見物凄く沢山あるように見えますが、色々な切り口で分類されているため、一つの法律が複数回検索されます。
3.インドネシア産業分野基本分類(KBLI)

膨大な数の分類を階層構造でページ表示しているため、特された番号に辿り着くのに大変です。
一覧表でダウンロード出来る方が実用的と思われるのに残念です。
4.解説書

中小零細企業、大企業、政府機関など申請者のカテゴリー別にPDFをダウンロード出来ます。
外資企業は大企業に入りますが、そのカテゴリーの解説書は全部で22種類ありますが、取りあえず必要なのは、OSS登録手続き解説書と大企業法人低・中低リスク投資認可申請または大企業法人中高・高リスク投資認可申請の3種類です。
5.全体の印象

解説書は導入当初のものに比べるとそれなりに纏まったものになったようです。
しかし、OSSを運用する投資省(旧BKPM)の管轄となる認可はオンラインで処理出来るとしても、それ以外の庄町地方政府の認可については別途手配して提出することとなっており、一貫性に欠けたシステムのままです。
一番の不満は、紙からオンラインに変わったものの、申請が必要な認可の数は結局のところほとんど変わっていないことです。
表面的な許認可簡素化と言われても仕方ない所以です。