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2022.02.21 最近のニュースに私的コメント

オランダの謝罪は要注意

オランダの首相が1945年から1949年にかけての独立戦争中における、オランダ軍によるインドネシア人に対する虐殺行為について謝罪を表明しました。
これに対するインドネシア政府の対応は保留されています。
厄介な問題です。
ヨーロッパ人が深い考えも無しに謝罪するはずがありません。
今回の謝罪表明の裏にある意図をどのように読み解くのか難しい問題です。
4年間の虐殺行為について謝罪するのであれば、それ以前の300年間にわたる植民地支配での略奪や人権侵害についてはどのように考えるのか知りたくなります。
そして、オランダと同様にアフリカ、アラブ、アジアにおける植民地支配を行ったイギリス、フランス、ドイツ等はどうなのか。
その前のスペインとポルトガルによる中南米での先住民皆殺しに近い支配はどうなのか。
パンドラの箱を開きかねない今回の謝罪の裏にある意図は何なのか。
ヨーロッパ人の言葉をそのまま信用することは出来ません。