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2024.04.03 最近のニュースに私的コメント

ジョコウィ大統領は現最大与党の党首の座を狙っていた?

先の大統領選挙で敗退した二勢力からの、ジョコウィ大統領に対する批判は止まりませんが、ここに来て、実はジョコウィ大統領は現最大与党の党首の座を狙っていた、との噂が出て来ました。

ソロ市長から首都ジャカルタ特別州知事、そして大統領へと駆け上がった背景には、現最大与党のインドネシア闘争民主党のメガワティ党首による支持があったお陰なので、引退後はそのまま党首の座に付ければ何も問題が無かったでしょう。

自身の長男を、インドネシア闘争民主党が支持するガンジャール大統領候補の、副大統領候補として推す流れも、かなりの実現性を持っていた時期もありました。

しかし、途中からプラボウォ次期大統領の方に態度を変え、恩人であるメガワティ党首を裏切ることになったのは、その党首の座を譲ってもらえないと判り、引退後に政治に関わる居場所が無くなると、困ることになると思ったのかもしれません。

選挙活動前に引退後の計画を聴かれた際に、田舎に家を用意して、農作業をして暮らしたいと語るのを聞き、なかなか引き際の良い人だと感心したのに残念です。