2025.04.07
コンサルタントの独り言
101回目のプロポーズ
家族の嘲笑を浴びながら、Netflixで1991年に放映されたテレビドラマ『101回目のプロポーズ』を視ています。
1981年から1995年のインドネシア駐在時代は、日本のヒット曲とかテレビドラマはタイトルを聴いたことがある程度、ほとんどの内容は知らないままでした。
時々この時代のヒット曲やテレビドラマを視聴する機会があると、失った日々を取り戻す様な感じで、思わず引き込まれてしまいます。
特にバブル時代を体験していないので、当時の作品を通じて、やはり今とは違うなと実感することが多々あります。
1995年に帰国した時は、日本は既に別の国のようになっていて、毎日が困惑の連続でしたが、1990年以前のテレビ番組やヒット曲を視聴すると、本当の祖国日本に出会えた気がして、心が和みます。
1995年に帰国する時に親しいインドネシア人に、小野さんは体と心は日本に帰るかもしれないが、魂はいつまでもインドネシアに残ったままになるでしょうと言われました。
その時は、自分の実質的な人生はこれで終わり、これからの残りの人生は虚像のようなものになるかもしれない予感しましたが、本当だったのかもしれないと、最近つくづく思うようになりました。