終わりのないジョコウィ前大統領の卒業証書問題

ジョコウィ前大統領のガジャマダ大学の卒業証書が偽物であるとの疑惑問題は、訴えた本人が警察の取り調べを受けるところまで進みました。

肝心の卒業証書は遅まきながら、弁護士団から警察側に提出され、法医学部門での真贋試験が行われているそうです。

しかし、大学時代の恩師が偽造に関わったのではないかとの疑いまで出て、ジョコウィ前大統領がその恩師に会いに行き、自分が守るからと安心させる場面が報じられていました。

この問題について、ジョコウィ前大統領と袂を分けた、インドネシア闘争民主党のメガワティ党首は、『本物ならば出せば済むことだ』との一言で断じました。

正にその通りだと思いますが、どうして疑いを掛けられた時に直ぐに明示しないで、ここまで長引かせた理由は何でしょうか。