2025.05.21
最近のニュースに私的コメント
スハルト時代のヤクザ対策
社会組織を名乗るヤクザが、今年の断食明け大祭の特別手当支払いを私企業に強要したことを発端に、国家警察によるヤクザの取締りが全国的に展開されています。
このニュースを視ていて思い出したのは、1980年代に当時のスハルト大統領が、治まることの無い犯罪に痺れを切らして強行手段に出た事件です。
数ヵ月間、毎日のように刺青をしたヤクザの死体が発見されたのですが、それらの全てがプロによるものらしく、一発で仕留められていたそうなのです。
そのため、刺青をした人間がその標的にならないように、消し去ろうとして怪我をしたり火傷を負ったりするニュースもたくさん報道されました。
その始末を仕切っていたのが、当時の国軍幹部であった現大統領のプラボウォ将軍であったとの噂もあり、なんとなく納得してしまいます。