10時間にわたる独立記念日の行事

今年は独立80周年ですが、8月17日の今日は大統領官邸において、朝8時の国旗掲揚に始まり、午後6時の独立記念塔内への国旗収納まで10時間にわたる式典でした。

昨年は新首都とジャカルタでの二元式典でしたが、今年はジャカルタの大統領官邸に一元化されました。

若い士官と選抜された高校生により展開される式典は、国を挙げての高揚感の中心となる晴れやかな行事です。

戦後80年になりますが、国を挙げて独立を祝うインドネシアと、国を挙げて反省に包まれる日本の違いには毎年複雑な思いに囚われます。

日本人はこれから何年自虐史観に縛られるのか、それとも国が亡ぶまでそれから解放されることはなく、反省を繰り返すのだろうか。