インドネシア入国時の検疫報告と税関申告は”All Indonesia”で
これまで別々のスマホアプリで申請していた検疫報告し税関申告が、9月から”All Indonesia”と言うウエブシステムに統合されるそうです。
見たところ日本入国の際の”Visit Japan”と似たような感じです。
以下は在インドネシア日本大使館からの通達です。
1.インドネシア政府は、インドネシア入国時における事前の手続きとして、新たに「All Indonesia」を導入することを発表しました。これは、今まで運用していた電子税関申告書(e-CD)及び健康検疫申告書(SATUSEHAT Health Pass)などのシステムを統合し、更に滞在先住所などを登録する到着カード(Arrival Card)の役割を追加したシステムとなっています。
2.既に一部の空港において試験運用を行っていましたが、9月1日以降、ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港、スラバヤのジュアンダ空港及びデンパサールのングラ・ライ空港に到着する全ての国際線搭乗者は「All Indonesia」から到着カード(Arrival Card)の電子フォームへの登録が義務づけられます。また、10月1日以降は全ての国際空港・海港で施行される予定です。
3.「All Indonesia」の登録サイトは以下のとおりで、インドネシアに到着する3日前から入力可能です。入力後に到着カード(Arrival Card)QRコードが表示されますので、スクリーンショットを撮っておくか印刷しておき、空港係官に見せてください。
https://allindonesia.imigrasi.go.id/
4.現時点で「All Indonesia」にIMEI登録(インドネシア国外で購入した携帯端末を持ち込み、 90日以上の間、SIM カードを入れて利用する場合の登録)の機能はありません。IMEI登録を行う場合は、税関申告書(e-CD:https://ecd.beacukai.go.id/ )も同時に入力しておき、空港を出る前にIMEI専用窓口を訪問して手続きする必要があるとのことです。
5.インドネシア入国査証(E-VISAやE-VOA)の取得は「All Indonesia」とは別にこれまでどおり、インドネシア入国管理局のサイト(https://evisa.imigrasi.go.id/ )から手続きを行います。なお、E-VOAの場合は「All Indonesia」を通じて登録申請することも可能です。
6.「All Indonesia」の登録に料金の支払はなく、クレジットカード情報の入力もありません(E-VOAの申請をした場合は支払いが発生します)。今後、偽サイトや高額代行サイトが出現する可能性もありますのでご注意ください。