イスラム寄宿学校崩壊からの学習

東ジャワ州のイスラム寄宿学校が崩壊して50人以上の犠牲者を出したことで、建築基準に対する見直しの動きが出るのかと期待していますが、今のところは古くなったイスラム寄宿学校の建物を検査するだけで済ませるようです。

何か問題が発生しても、その真因を突き詰めて根本的な対策を取るのではなく、取り敢えず目先の問題に対処するか、あるいは臭いものに蓋をしてしまう方式は昔からの慣習ですが、いつまでもこのような意識では、本当の意味で先進国になるにはまだまだ長い時間がかかるでしょう。