インドネシアの発展の最大の障害はやはり汚職か

国家予算の数パーセントに達する汚職に呆れていたのですが、今度は地方政府が政府資金を定期預金にして使わずに、利息を受け取ることに当てていたことが財務大臣から指摘されたことに、開いた口が塞がらない状態です。

日本においても政治と金の問題が取り沙汰されていますが、インドネシアの場合は桁違いの大きさで、もしそのお金が社会の発展のために使われていたと考えると、溜息が出てしまいます。

経済成長のお陰で世の中に出回るお金が急増する反面、一握りのエリートがその一部を着服して、公然と大豪邸に住み、超高級車を何台も持つような社会が続く限り、本当の発展は望めないような気がします。